2009年08月26日
ボス猿の統率力
南伊豆・波勝崎の、野生の猿が居る所に行った時の事。
猿の群れにはボスがいて、絶対的な権力を持っていると
いう話を聞いた事はあるが、それを目の当たりにした。
17時過ぎての到着だった為、閉園となっていた。
車から降りたが、猿の姿が見えず、家族全員がっかりした。
以前来た時に、海の方に猿が居たのを知っていたから
海に向かって歩こうとしたら、2匹の猿が階段を上って来た。
子供たちが喜んで、持っていたポテトチップをあげると
1匹の猿が「ギー」と泣いた。
今にして思えば、仲間を呼んだのだろう。
海の方からのみならず四方八方、山からも猿が出没してきて
アッと言う間に200匹を超えるだろう、猿の群れに取り囲まれてしまった。
命の危険を感じたと言うと大袈裟だが「これはヤバいんじゃない」と思うのに
充分な猿の数だった。

食べ物を求めるという本能は、恐ろしい。
小学2年の次男は、手持っていた玩具が食べ物と思われた事もあり
最初の標的となり、襲われていた。

しまいには車の上にも乗り始めたので、猿の群れを家族と車から離そうと
少し離れた所に、もうひとつのスナック菓子を持って、猿達を引き寄せた。
そこで、皆が平等に食べれる様に撒こうと思ったら、背後から大きな猿、
多分群れのボス猿が、ジャンプ一番飛びかかって来た。
四周警戒を怠っていないつもりだったが、背後の死角から飛びかかられて
不意をつかれた形となり、スナック菓子の袋は奪われてしまった。
そこからが圧巻だった。
今まで争うようにして、菓子を取りあっていた猿達が、ボス猿が手にした
菓子には一切手を出さない。ボス猿は悠々と一人で菓子を貪り食っている。
他の猿は、諦めてノミ取りしたり、ロープで遊んでいる。

改めて、ボス猿の権力の偉大さを思い知った。
ふと人間社会で、これだけ統率された組織はあるのだろうか。
そんな会社は、業績向上するのだろう。
人間って猿以下?と思ってしまった。
最後に波勝崎宛の管理の皆様、エサを与えないで下さいという注意書きが
あったにも関わらず守らなくて、すみませんでした
猿の群れにはボスがいて、絶対的な権力を持っていると
いう話を聞いた事はあるが、それを目の当たりにした。
17時過ぎての到着だった為、閉園となっていた。
車から降りたが、猿の姿が見えず、家族全員がっかりした。
以前来た時に、海の方に猿が居たのを知っていたから
海に向かって歩こうとしたら、2匹の猿が階段を上って来た。
子供たちが喜んで、持っていたポテトチップをあげると
1匹の猿が「ギー」と泣いた。
今にして思えば、仲間を呼んだのだろう。
海の方からのみならず四方八方、山からも猿が出没してきて
アッと言う間に200匹を超えるだろう、猿の群れに取り囲まれてしまった。
命の危険を感じたと言うと大袈裟だが「これはヤバいんじゃない」と思うのに
充分な猿の数だった。
食べ物を求めるという本能は、恐ろしい。
小学2年の次男は、手持っていた玩具が食べ物と思われた事もあり
最初の標的となり、襲われていた。
しまいには車の上にも乗り始めたので、猿の群れを家族と車から離そうと
少し離れた所に、もうひとつのスナック菓子を持って、猿達を引き寄せた。
そこで、皆が平等に食べれる様に撒こうと思ったら、背後から大きな猿、
多分群れのボス猿が、ジャンプ一番飛びかかって来た。
四周警戒を怠っていないつもりだったが、背後の死角から飛びかかられて
不意をつかれた形となり、スナック菓子の袋は奪われてしまった。
そこからが圧巻だった。
今まで争うようにして、菓子を取りあっていた猿達が、ボス猿が手にした
菓子には一切手を出さない。ボス猿は悠々と一人で菓子を貪り食っている。
他の猿は、諦めてノミ取りしたり、ロープで遊んでいる。
改めて、ボス猿の権力の偉大さを思い知った。
ふと人間社会で、これだけ統率された組織はあるのだろうか。
そんな会社は、業績向上するのだろう。
人間って猿以下?と思ってしまった。
最後に波勝崎宛の管理の皆様、エサを与えないで下さいという注意書きが
あったにも関わらず守らなくて、すみませんでした